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  • 執筆者の写真Kanako

産後休の過ごし方

更新日:2022年5月27日

2月頭に第二子を出産し、経産婦だったこともあり、4日で退院しました。


ちょうど入院中に芒CSSL論文が英文校閲から返ってきたので、ササっと目を通して共著者に転送。同日にラボのM2の修論発表がオンラインであったので、それに参加したりしていました。

第一子のときは体全身が痛くて頭はぼーっとして入院中なにもできなかったけれど、第二子は出産にかかる時間が短かったからか(約3時間、前回の半分以下)回復も早く、割と頭は動いていました。もちろんほんとは身体をしっかり休めるべきだとは理解しているんですよ。けれど人間追い込まれていると働いてしまうようです。

芒CSSL論文はPlantsという雑誌に投稿予定だったのですが、「Special issueに出したいなら2月中に投稿してね」とのこと。急いで共著者から返ってきた原稿を修正し、責任著者と二人三脚で書き上げ、ギリッギリ(ちょっとアウトですが)3/1の1:15amに投稿しました。ヨーロッパ時間でも多分アウトだったと思う(苦笑)

無事レビューにまわり、ホッとしたのも束の間、なんとレビューが1週間で返ってきました!追加実験は無かったのですが書き直しをたくさん要求されたので3月はその修正にほとんどの時間をさかなければなりませんでした。

論文の修正点についてコレスポンディングオーサー(責任著者)と20時からオンライン打ち合わせ!となったときも、夫が協力してくれたおかげで対応でき、なんとか再投稿できました。学、ほんとにありがとう!!

そんな感じだったので産後休中の8週間はほとんど芒CSSL論文の修正と投稿に使っていました。そしてこの論文は4/6にめでたくアクセプトとなりました!頑張った私。


また、2020年(妊娠中)に軽い気持ちで申し込んだ植物生理学会も3/14-16の3日間開催され、2日目に口頭発表もしました。植物生理学会に参加するのは7年ぶりで、以前に参加した時は英語の発表が多かったため、英語での発表を選択していました。しかし実際には日本語で発表する方の方が多くて、「えぇ〜〜!!」とマスオさんばりに驚きました。。。脳に血液があまり回っていないからかプレゼン資料を作るのも一苦労。どうにか発表を終えましたが、英語での発表だったからか、質問があまり出ず残念でした。(その後知人経由でプレゼンは好評だったと聞き、少し安心しました。)準備時間が取れず笑いを取るためのスライドを入れられなかったのが残念でなりません。。。発表準備はもう少し計画立てて行わなければなりませんね。



新生児がいてよくそんなことできるね、と思われるかもしれませんが、多分これは私の体が頑丈なことと第二子がよく寝てくれる子だったという幸運が重なっていたからです。(産後はほんとは身体を労り、寝て過ごすべきだとされているので、このブログを読んで世の女性は皆こんなふうに動けるのではとか思っちゃダメです。


もう2021年の3分の1が過ぎるのに全然結果が無いなぁという気持ちから書き始めた産休育休中の記録でしたが、意外といろいろやってたんだと認識しました。

けれどくれぐれも無理は禁物です。

夫にはいつも心配されています。。。

自分のキャパシティを見誤らずに過ごせる日は来るのだろうか…一生こない気がする…


今のところの目標は6月でRNA-seqの解析を終えて、7月までに地下茎の論文投稿を終えて、8月は家族との時間に全力投球すること!!

がんばれー私。

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